COLNAGO JAPAN / History & Technology

歴史を駆け抜けたコルナゴの貴重な写真や、
エルネスト・コルナゴの略歴など。

ロードレースシーンに革新の風を吹き入れた、
機能的で洗練されたコルナゴ独自の技術特長

フェラーリのF1カーボン素材使用に象徴される
コルナゴの厳選されたマテリアルが走りに生きる

エルネスト・コルナゴ。この男の出現によって、現代ロードレースがどれほどの変貌を余儀なくされたことだろう。 1954年。北イタリアの小さな村の溶接工場で地道に働き、自転車に愛情を注ぎ続けた男が独立し、自らのチクリを創設した。男は、当時最強であった「モルテニ」のメカニックとして、その手腕を発揮するかたわら、「史上最強の選手」と後に謳われることになるエディー・メルクスに自作のフレームを提供する。メルクスの幾多の勝利によって、コルナゴは次第に知れわたり、世界の自転車史の中で名実とも頂点に達する。その後もスター選手がこぞってコルナゴマシンの使用を求め、数多くのプロチームに支給されるフィードバックにより、コルナゴはますますその機能と美しさに磨きをかけていった。機能的で洗練された外観を持つストレートフォーク。リブを入れた星形断面チューブ。また、エアーブラシによるビビッドなカラーリングなどの具現化は、現代レース機材の概念を根本から変貌させた。深く刻み込まれた匠の技に触れる時、あなたの自意識はきっとかつてなかったほどのときめきを覚えることだろう。

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