コルナゴ

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製品紹介

C64

Cの称号を纏ったフラッグシップモデル「C64」は、モノコックフレーム全盛の今日において、頑なにラグフレーム製法というコルナゴの伝統を継承している。今や大量生産が当たり前になった現在のモノづくりにおいて一見無用の長物のようだが、多くのイタリア職人たちによるクラフトマンシップをフレームに宿すことこそMADE IN ITALYたる所以である。スターシェイプといわれる星形のパイプに、パマペイント社の艶やかに彩るペイントで無機質なフレームに「造形美」を加え、他社と一線を画す圧倒的な存在感を誇示。現代のレーシングシーンで対等に勝ち負けを繰り広げるパフォーマンスの高さはこれまでの戦歴が証明しており、前作のC60からマッシブなディティールへと様変わりしながらも200gシェイプアップを実現。かつて、いつかはコルナゴと言われていた時代の「手に入れたい夢の1台」は今も変わらず。だが、至高のモデルは万人受けするために作られたものではなく、数々の難関をクリアしてきた勝者に相応しいものとしてあり続ける。Cの血統を見る

  • RCGL[ブリリアントゴールド]

    RCGL[ブリリアントゴールド]

  • RWIC[ブリリアントホワイト]

    RWIC[ブリリアントホワイト]

  • RCRD[ブリリアントレッド]

    RCRD[ブリリアントレッド]

  • RCSL[ブリリアントシルバー]

    RSCL[ブリリアントシルバー]

  • RC19[ブリリアントブルー]

    RC19[ブリリアントブルー]

  • BDRD[ロッソ]

    BDRD[ロッソ]

  • MPWH[マペイ]

    MPWH[マペイ]

  • BUSL[アンティカート]

    BUSL[アンティカート]

  • PJGR[ベルデ]

    PJGR[ベルデ]

  • PJOR[アランチオ]

    PJOR[アランチオ]

  • PJBI[マットブラック]

    PJBI[マットブラック]

  • PJWI[ホワイト]

    PJWI[ホワイト]

  • BDBL[アズーロ]

    BDBL[アズーロ]

  • BDWH[ビアンコ]

    BDWH[ビアンコ]

  • PJSL[シルバー]

    PJSL[シルバー]

  • PJRD[レッド]

    PJRD[レッド]

  • PJWH[ホワイト]

    PJWH[ホワイト]

  • C64
    Fork
    フロントフォークはブレード上部にエクスターナル・リブを備えたスリムな形状。C60より40g軽量化された355g(未塗装)の重量。28Cタイヤに適応すべくクリアランスを5mm拡張。悪路のレースにも対応している。
    Head tube
    Cシリーズのアイデンティティであるラグ一体構造ヘッドチューブ。サイズに応じたラグを用いており、リブ加工により軽量化と横剛性を向上。ダウンヒル時のコーナリングの安定感が増しており、意のままにコーナーラインをトレースできる。
  • C64
    Head set
    CONCEPTの構造を踏襲。特殊ポリマーとカーボン、ナイロン樹脂エラストラマーを融合させた特殊高分子化合物から作り出された製品。快適性をさらに向上させ、ハンドリングの安定性能に貢献している。
    Downtube
    ダウンチューブは先代のC60に比べスリム化し、レイアップにより強度向上を果たす。リアトライアングルとのバランスを最適化されねじれ剛性を高めてる。ダウンチューブ上面にはボトルゲージ装着時のエアロ効果を生み出す窪みを形成。
  • C64
    Seattube
    シートラグまでが一体のワンピースとなり、剛性保持と軽量化を実現。全14サイズに対して専用設計された14種類のシートチューブを展開している。カーボンのレイアップスケジュール(積層)や肉厚を変更している。
    Seat clamp
    埋め込み臼式のヒドゥン・インテグレーテッド・クランプを採用。バンド式から15gの軽量化を果たす。ライダーの自重により固定力が高まる特徴的な構造。万が一の故障の際にもオプションパーツとして展開される。
  • C64
    Seat Post
    V2-rと同形状のDシェイプポスト。バーティカルコンプライアンス(縦方向の柔軟性)を高めた結果、路面追従性も向上。さらにカムテイルの形状によりエアロ効果が増している。C60よりも5gの軽量化だが、メリットは数値以上にある。
    Bottom bracket
    BBラグはケーブルガイドを統合したモールド設計。スレッドフィット82.5BBはプレスフィットタイプのBB特有の問題であった音鳴りを無くしている。そして強度を上げつつ軽量化でき、頻繁にBB交換してもフレームにダメージが残らない。
  • C64
    Rear triangle
    左右非対称設計が採用され、さらにワイドタイヤに対応する新設計。C60ではアルミ製で差し込み式だったドロップアウトエンドもフルカーボン製になり、リアエンドはチェーンステイに一体化することで構造的な強度も大きく向上している。
    Tyre clearance
    左右非対称チェーンステイが作り出すタイヤクリアランスにより、ワイドリム&28Cタイヤに対応する。またシートチューブをダブルステーとして、ダイレクトマウンド方式の強い制動負荷に耐える構造。ダウンヒル時では特に性能を発揮する。
  • RCGL[ブリリアントゴールド]
  • RWIC[ブリリアントホワイト]
  • RCRD[ブリリアントレッド]
  • RCSL[ブリリアントシルバー]
  • RC19[ブリリアントブルー]
  • BDRD[ロッソ]
  • MPWH[マペイ]
  • BUSL[アンティカート]
  • PJGR[ベルデ]
  • PJOR[アランチオ]
  • PJBI[マットブラック]
  • PJWI[ホワイト]
  • BDBL[アズーロ]
  • BDWH[ビアンコ]
  • PJSL[シルバー]
  • PJRD[レッド]
  • PJWH[ホワイト]
  • C64
  • C64
  • C64
  • C64
  • C64







フレームセット価格

RCGL、RWIC、MPWH、BDRD、BUSL、BDBL、BDWH、RC19、RCRD、RCSL
¥700,000(税込 ¥770,000)
¥750,000(税込 ¥825,000)Disc仕様
PJGR、PJOR、PJWI、PJBI、PJRD、PJSL、PJWH
¥640,000(税込 ¥704,000)
¥690,000(税込 ¥759,000)Disc仕様

FRAME SIZE

420S / 450S / 480S / 500S / 520S / 540S

COLOR

MPWH / BDRD / BUSL / BDBL / BDWH / RC19 / RCRD / RCSL / PJGR / PJOR / PJWI / PJBI / PJRD / PJSL / PJWH / RCGL / RWIC

特徴

  • ヘッドチューブサイズ:1 1/8”&1 1/4”
  • BB規格:スレッドフィット82.5
  • 対応BB:プレスフィットBB86
  • ケーブルルーティング(Disc):フルインターナルもしくはインターナルからお選びいただけます。
  • 付属パーツ:ヘッドセット、シートポスト、シートクランプ。
  • O.L.D寸法:リムブレーキ(フロント100㎜、リア130㎜)。Discブレーキ(フロント100㎜、リア142㎜)
  • スルーアクスル径:12㎜
  • タイヤクリアランス:最大28C
  • 推奨Discローターサイズ:フロント140㎜、もしくは160㎜。リア140㎜。

Impression

「走る悦びを感じることができる稀有なオールラウンドバイク」
C60とは全てが違う新しいモデルながら、フォルムが似ているようにライドフィールも似ているという第一印象。
この剛性の高さは最近の他社の方向性とは違うと感じるぐらいにがっしりとしたもので、
ダンシングを多用しての登りではフロント周りの剛性の高さが好印象。
ストレートフォークに体重を載せていけば、素直な伸びを感じさせてくれます。
C60よりも剛性感が少し和らいだ印象があるC64のBB周辺は、しなるほどではなく少しマイルドさを感じます。
非力さを跳ね返さない懐の深さもあり、フレーム剛性に負ける感じがしないのは好感触です。
緩斜面のアップダウンや平坦路ではペダリングが気持ち良く、後ろからグイグイと押されて進むような感覚を味わうことができます。
この踏み味こそラグドフレーム独特のもので、「乗る喜び」を感じられるテイスト。反応性は素晴らしく、まさにロードレースのためのバイクです。
レーシングホイールにグリッピーなチューブラータイヤの組み合わせで、
タイトターンを繰り返すワインディングロードも意のままに操れるハンドリング性能に感心しました。
高速でのレーンチェンジのレスポンスも良く、安定感のあるハンドリング特性で挙動が乱れない。
フォークにブレやビビリは微塵も無く、コーナリングのラインもピタリと決まる。クイックすぎず、
ふらつかず、極めて扱いやすいニュートラルなハンドリングは、ダウンヒル性能の高さも物語っています。
ダイレクトマウントブレーキの強力な制動力を受け止めるバックステーのブリッヂも頑丈な設計で安定したブレーキングが可能です。
反面、状態は良くても自転車の細いタイヤには容赦なく振動をぶつけてくる様な、四角く尖った石のブロックによるパヴェ(石畳)は苦手でした。
小さな振動には滑らかに対応するが、大きな凹凸に対しては弾かれてしまって推進力が活かせない。
もっとも28Cタイヤを許容するクリアランスがあるのだから、そういった路面はタイヤを換えることで解消できます。
つまり、C64は快適性ではなく、レーシング性能を追求したピュアなロードレーサーであるということを証明しています。
軽くなったC64は、ただ軽くなっただけでなく、より強く、スムーズに、コントローラブルに。走りの質が向上していることも感じられます。
マイナス200gという数値データからも、バイクの軽さが結果を左右するヒルクライムなどにも心理的な躊躇なく駆り出すことができるでしょう。
軽くなったとは言え、C64は「スーパーライトウェイトバイク」ではありません。
しかしモノコック製法のバイクと遜色ない軽量さながら、ラグドフレームに独特の、
パワーのすべて推進力に変換するような重厚なペダリング感覚を味わいながら走ることができるキャラクターこそが魅力です。
快適さを追求するロングライドやエアロダイナミクスが有利に働くソロライドには別の選択肢があるのだろうが、
C64はライド中いつも走る悦びを感じることができる稀有なオールラウンドバイクです。

<シクロワイアード(www.cyclowired.jp)より抜粋>

  • 写真はイメージです。実際の仕様とは異なります。
  • 製品のカラー・仕様・価格は都合により変更されることがあります。

画像のダウンロード(EPS)

SPECIFICATIONS

Frame
CARBON MONOCOQUE
Frame Material
HHM-HM CARBON
Fork
C64 CARBON
BB
BB86
Seatpost Size
ORIGINAL
Electric

GEOMETRY

Size
Size
Pccs
Seat tube length (centre to centre)
Ps
Seat tube length (centre to top)
P
Effective seat tube length
Os
Top tube length
O
Top tube length (horizontal)
Sc°
Seat angle
Scs
Seat cluster offset
C
Chainstay length
A
Front centre
R
Reach
S
Stack
Size Ps Os Fork rake Sc° A C Hs Ss° bbdrop P O Stack Reach
420S 420 494 379 43 75.49° 583 405 115 70.80° 65 532 510 515 377
450S 450 504 379 43 75.14° 586 405 118 71.15° 68 540 520 522 381
480S 480 520 379 43 74.58° 587 408 122 71.52° 69 548 530 528 383
500S 500 528 379 43 74.00° 591 410 141 71.62° 70 570 540 548 383
520S 520 538 379 43 73.57° 594 410 158 71.92° 70 589 550 565 384
540S 540 548 379 43 72.83° 596 412 175 72.49° 70 610 565 583 385

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