カーボンコンプリートモデルとしてラインナップの中核を担う。エアロシェイプされたディティールの中で際立つのがダウンチューブの形状であり、剛性を高める為あえて角断面化させている。タイヤクリアランスは標準装備が25C幅で最大28C幅のタイヤが装着可能な設計。空気特性を高めるヘッド周辺部から繋がるワイヤールーティングをインターナル化。その中でも最大の特徴はアワーグラス形状のヘッドチューブにあり、前面投影面積を減らすことと整流効果を高めることに成功している。コルナゴのモノづくりで妥協できない事、それはあえてモールド数を増やすことで生産性が悪くコスト高になるデメリットがあるにも関わらず、他メーカーでは見ることも少ない細かく調整されたジオメトリー。なかでも、加速時にその数値が反映されやすいチェーンステー長などが挙げられる。サイズごとに異なるホイールベースはダンシングのレスポンスやダウンヒルの安定感、路面追従性能を高める為に最も適したサイズを算出している。コルナゴが誇るレーシングバイクの神髄はC-RSにも受け継がれ、数ミリ単位の設計にこだわっている。

• 

  RJNV［マットネイビー］

• 

  RJBR［マットブラック/レッド］

• 

  RJWH［ホワイト］

• 

  Fork

  フォークコラムまでカーボン用いて軽量化とハンドル周りのしなやかさを生みだしている。

  Seat post

  27.2mmラウンドタイプのアルミポストが標準装備。カーボンタイプに変更すれば裏面の突き上げをより軽減できる。

• 

  Bottom bracket shell

  プレスフィットBB86を採用。ライダーのトルクを受け止めるべく大口径なフレームにマッチする。

  Rear triangle

  細めのステイは路面追従性と振動吸収性をもたらす。長時間のライディングで身体へのダメージを減らす役目を担う。

• 

  Interanal cable routing

  ヘッドチューブから発生する気流を妨げないようインターナル化。ハンドリングが軽くなるのもメリットである。

  Frame design

  ボリュームのあるダウンチューブとスマートなシートチューブの調和が生きている。