イタリアではサッカーと人気を二分するほどの人気を誇るのが自転車。海と山に囲まれた地形はサイクリストにとって非常に走りやすい環境で、
温暖な気候の西海岸では冬でも多くのサイクリストが集団になって走行している。
その集団走行の先頭に立つのは地元で有名なプロ選手であったり、またエリートアマチュア選手だったりする。
彼らはマナーをわきまえており、プロ選手の後ろにつき(決して競いあったりしない)一緒に走っているというステータスを味わう。
ライドの途中休憩はBAR(バール)とよばれる立ち飲み屋でエスプレッソコーヒーを飲み、各々の自転車の自慢話をするのだ。
ここ日本でもサイクルスポーツが世間一般に認知され、週末ライドを郊外で行う方が増えてきている。
そんな彼らがすれ違うたびに気になるのがフレームメーカー。
コルナゴロゴは自転車を嗜む方ならほぼ100%に近い方に高級ブランドであると判別がつく。
たとえそれが10万円のものであろうが100万円を超すものであろうが関係なく「優れたブランド」として。
「良いもの」「優れたもの」は長年コツコツと製品づくりを続けてきた結果であり、
60周年を迎えた今でもその企業姿勢は変わらない。